【サボりNG】どうして学校に行かなくなるのか?その理由は?

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どうして学校に行かなくなるのか?

期待と希望を胸に入学して来たはずなのに、学校に来なくなる生徒が毎年数名いました。
数日来ない程度であれば良いのですが、一ヶ月とか半年とか来なくなる生徒も毎年必ずいました。

来なくなる理由は様々でしたが、多くは下記のような理由でした。

  • 友達が居ない、または少ないから学校がつまらない
  • 人間関係が上手くいかない
  • 授業についていけない
  • (ひとり暮らし)実家を出たことでうるさく言う保護者がいなくて羽根を伸ばしてしまう
  • 学費を稼ぐためにアルバイトが忙しい
  • 新聞奨学生などの仕事が忙しい

他にも持病などの病気でやむを得ず長期で休む生徒が居ましたが、病気の場合はやむを得ない事情なので今回は除外します。

友達が居ない、または少ないから学校がつまらない

友達が居ない、もしくは少ない場合は確かに学校に行ってもつまらないですよね。
稀に一人でも大丈夫という生徒も居ましたが、一人では楽しくないという考え方の人が多かったです。
簡単に友達を作れるなら良いのですが、クラスメイトであっても声を掛ける事が苦手という生徒は一定数必ずいました。
担任などの大人が何とかして挙げられると良いのですが、人間関係の事なので最終的には本人が頑張るしかないのが現実でした。
ですので、私からは簡単なアドバイスだけしますね。

クラスメイトは基本的に同じ趣味嗜好を持った人間である!

という事を覚えておくと良いと思います。
小学校・中学校・高校では、学校に行くことが当たり前という世の中なので、趣味嗜好がバラバラな人間が集まる事が多いですが、専門学校は違います。
その道のプロを目指している人が高い学費を支払って入学して来るのです。
ですので、若干の方向性の違いはあれども基本的な目的は同じハズです。
なので、最初の一歩は勇気が必要かも知れませんが、声を掛けることが出来れば同じような趣味嗜好を持っている事が分かると思うので、頑張って友達を作って楽しいキャンパスライフを送りましょう!

ちょこ
ちょこ

これは冗談では無くて、本当にクラスメイトは趣味嗜好が同じような人たちが集まっているので、ほんのちょっとの勇気で友達関係は改善するよ!

人間関係が上手くいかない

これも中々根深い理由ですよね。
私も担任時代は苦労させられました。
理由も様々かと思うのでアドバイスは難しいのですが、

自分自身で解決出来ないと判断した時は、担任もしくは信頼出来る学校関係者に相談する

が一番有効な方法だと思います。
私の経験では、チーム課題に取り組ませているときにチームメンバーと方向性の違いなどで揉めてしまってサボってしまうというケースが非常に多かったです。
話を聞いてみると些細な誤解で有ることが多かったのですが、意地を張り合ってしまうと解決が難しくなってしまっている事が多かったです。

ちょこ
ちょこ

担任の立場から言うと、揉めても良いけど解決出来ないって思ったときにはすぐに相談してくれーって感じでした!

授業についていけない

「授業についていけないから学校に行きません。」と言って学校に来なくなる生徒も居ました。
授業についていけない理由は人によって様々だと思いますが、大きく分けると2種類かと思います。

  • 授業に真面目に参加していてもついていけない生徒
  • 授業に真面目に参加していないのでついていけない生徒

この2種類に分かれるかと思います。
授業に真面目に参加していない人ついていけないのは当たり前ですね。
真面目に参加をしていたにも関わらずついていけない生徒へのアドバイスですが、これも人間関係と同じになってしまいますが、

担任、講師の先生、クラスメイトに素直に相談しましょう!

間違いなくこの方法が一番です。
気が済むまで質問しちゃいましょう。

講師の先生に質問する場合は注意点が1つあります。
多くの専門学校で教えている先生方は、並行してプロとして働いている先生も多いと思いますので、質問する時間は考えて質問をしましょう!

ちょこ
ちょこ

担任に質問する時は、時間を気にする必要は全く無いので納得いくまで聞いて下さいね!

私が受け持っていた生徒は気を利かせてくれて時間を気にしてくれる生徒も多かったですが、ぶっちゃけて言うとこれでお給料を頂いているので遠慮は無用ですよ!

(ひとり暮らし)実家を出たことでうるさく言う保護者がいなくて羽根を伸ばしてしまう

実家を出たことで羽根を伸ばしてしまう生徒も多かったですね!
多かったのはオンラインゲームに熱中してしまって学校に来なくなってしまうケースがぶっちぎりで多かったです。
ゲームをやっちゃダメとは言いませんが、節度を持ってプレイして貰えたら嬉しいですね。

羽根を伸ばしても良いのですが、私の場合は羽根を伸ばして学校に来なくなった事が分かった段階で問答無用に保護者に連絡を入れていました。
こればっかりは担任がガミガミ言うよりも保護者さまに言ってもらった方が効果がありましたね。

なので、

保護者に怒られたくなければ羽根を伸ばしても良いけど学校には行きましょう!

って感じですね!

ちょこ
ちょこ

アドバイスって訳では無いですが、保護者に怒られたくなければ何でも程々にしておくと良いと思いますよー。

学費を稼ぐためにアルバイトが忙しい

学費を自分自身で稼いで学校に通っている生徒も多かったですね。
年間で100万円以上掛かる学費を自分で稼ぐって、個人的には正直に凄いし尊敬できるなって思っていました。
ですが、学費を稼ぐ為に学校を休んでしまうのは間違っていると思いますよ。

勉強をするために入学したのに、在籍の権利を維持するために学校を休んで働いている

ってことなのです。
文字で書いてみると、意味が判らない感じに見えちゃいますよね。
ですが、毎年数名はこの理由で学校に来なくなってしまう生徒が居たのです。
このような理由の生徒に対しては、日々の生活で使うお金や貯金の金額などを事細かく聞いて、アルバイトの日数を一日でも減らせないかを一緒に考えていました。

これに関するアドバイスは難しいのですが、個人的な意見を言わせて貰うと、1年入学を遅らせてでもお金をしっかりと貯めてから入学を検討しても良いと思います。

とは言え、勉強したいときが一番伸びる時期だと思っているので、1年って長いのですよね・・・。
待てません!って意見も良く分かるので、こればっかりは保護者と相談して決めて下さいね。

ちょこ
ちょこ

勉強したい気持ちを抑えるのは難しいので、保護者と本当によく相談して入学を決めて欲しいと思います!

新聞奨学生などの仕事が忙しい

新聞奨学生や学生社員などで働きながら入学する生徒も居ました。
これを検討している方も多くいらっしゃると思いますが、本当によく検討して決定して下さいね。

新聞奨学生や学生社員とは、仕事をする事で住居の提供や学費を全額(もしくは一部)を肩代わりしてくれるという制度です。

ですので、新聞社などは当然ですが仕事をする事を求めてきます。
会社は基本的に学校の授業に影響が無い範囲の時間設定をしてくれますが、その時間内で終わらない場合は学校よりも仕事を優先する必要があります

怖い話かも知れませんが、私が受け持った15年間の中で新聞奨学生をやりきって卒業していった生徒は一人も居ませんでした

退学をするか、新聞奨学生などを辞めるかのどちらかでした。
なので、私は入学する前に覚悟と問う質問をしてから入学を許可していました。
それでも一人も居ないという事実は知っていて頂いても良いかも知れません。

誤解が無いように書いておきますが、私が受け持った生徒の中には居ないというだけで、他の先生が受け持っていたクラスには立派にやり遂げて卒業して行った生徒も居たので、絶対ダメって事ではないですよ!

ちょこ
ちょこ

新聞奨学生などはお金に悩んでいる生徒にはとても魅力的な制度ですが、それなりに大変な仕事なので、本当に良く考えてから決めて下さいね!

まとめ

学校に来なくなってしまう理由は様々ありますが、来なくなってしまうには必ず理由があると私は考えていました。

その理由は人に言いづらい事も多いとは思いますが、入学したからには立派に夢を叶えて卒業して欲しいと思いますので、頼りになる大人信頼できるクラスメイトを見つけて相談してみると良いですよ!