専門学校の選び方
たくさんの専門学校の中から入学する1校を選ぶとき、どのような点に注意して選ぶと良いかを経験に基づいてご紹介いたします!
尚、この選び方はオープンキャンパスに参加する(参加した)という前提で書いています。
チェックするポイントは以下の4点です。
- 第一印象
- 担任制かどうか
- 講師の状況
- 就職指導の有無
この他にも「認可校」「無認可校」「奨学金の有無」なども検討するところはあると思いますが、今回は学校に入学後に実際に勉強をする本人がちゃんと納得して勉強出来る環境なのかを選ぶ方法だと考えて貰えると良いかと思います。
実際に勉強をする本人の気持ちが一番大切だと考えているので、しっかりと納得出来る学校を選んだ上でお金のことなどを保護者と相談しよう!
第一印象
第一印象はそのままですね。
自分自身が通うという前提で学校を見たとき、「学校が綺麗」「教室が広い」「設備が整っている」などをチェックしてみましょう。
掃除が行き届いていない汚い学校に通うのは嫌ですよね?
そのような感じで、自分自身が許せる部分、許せない部分などをしっかりと見学すると良いと思いますよ。
ちなみに、オープンキャンパスに参加をしても校内案内をして貰えない場合もあるので、その時は遠慮しないで「校内案内をして欲しいです。」と伝えましょう。
もし校内案内を拒否されるような事があれば、進学先としての候補から外しても良いと思いますよ。
学校の綺麗、汚いは個人的には結構重要だと思うぞ!
教室の整理整頓などもチェックしておくと、担任の先生などの性格が分かったりするのでオススメですね。
担任制かどうか
最も重要視すべきは担任制だと考えています。
理由はとても単純です。
専門学校は2年~4年制の学校が多いですが、その間にサポートを一番して貰うことになるのが担任になるからです。
日々の生活や勉強の事、就職活動の事など様々なことを担任と一緒に歩んでいく事になります。
なので担任との相性はとても大切で、第一印象やその他の条件がとても良い学校であったとしても、担任との相性が悪いと感じたら、迷わずその学校は選択肢から外しても良いと思うくらい重要だと考えています。
担任制じゃない学校もあると思いますが、その場合は無条件で選択肢から外すか、なぜ担任制ではないのかをしっかりと聞いた上で判断して下さい。
欲を言えば、担任が専門的な技術を持っていると嬉しいですね。
授業で習ったことで理解出来なかった部分などの質問は講師に聞くのが確実なのですが、講師は授業がある日にしか学校に来ないので質問するまでに時間が掛かることがあります。
なので気軽に出来る先生が常駐で学校に一人は居たほうが良く、担任がその役目を担ってもらえるのが理想ですね。
日々の学校生活を二人三脚で歩んでいく担任の存在は考えている以上に大きいので、自分と性格があうかどうかの見極めはしっかりとしてから学校を決めると良いですよ。
義務教育中は担任は選べませんでしたが、専門学校は担任を選ぶ事が出来るので、性格が合わないと感じたら迷わず他の学校も見学に行くことをオススメします!
講師の状況
こちらは大きく2つの事を説明します。
- 実際に授業を行っている講師について
- 講師が行っているカリキュラムについて
それぞれについて説明しますね。
実際に授業を行っている講師について
こちらは結構単純な話になるのですが、専門学校のホームページには講師紹介として授業を行っている講師の紹介ページがあると思うのですが、その中には有名な先生や有名作品に携わっている先生など、憧れの対象となる先生が掲載されている事があります。
「憧れの〇〇に携わっている先生の授業が受けたい!」
「就職希望の株式会社△△に勤務している(勤務していた)先生から話を聞いてみたい!」
という考えから学校を選択する方もいらっしゃいますが、入学を決定する前に必ず今現在もその先生が学校で教えているのかどうかを確認すると良いでしょう。
学校によっては、過去に一度だけ特別講義で教えて貰った事があるという理由から講師紹介に掲載している学校もあるので、入学してみたら憧れの先生から教えて貰えないという悲しい事が起こる可能性もあるので、忘れずに確認しましょう!
憧れの先生が本当に教えてくれていると言われた場合でも、直近の授業内容や授業のプリントなどの具体的な質問までしてみると良いですよ。
疑う訳ではないですが、事実として確認をしておいた方が気持ち良く進学を決めることが出来ると思いますよ!
講師が行っているカリキュラムについて
こちらは講師確認のついでにチェックした方が良い内容となります。
講師紹介ページには憧れの対象となる先生以外に、業界でもそれほど有名な方じゃない方も掲載されています。
基本的にはこのような講師の方々がレギュラーで授業を行って下さる先生になると考えられます。
ですので、このような講師の方々に関しても質問をしてみましょう!
質問の内容は、「講師のプロフィール」「授業の内容」の2点は聞いてみると良いと思います。
講師のプロフィールを聞いてみると、ご本人が有名じゃないだけで有名な作品を手掛けられていることもあるので、思わぬ発見がある事もありますよ。
授業の内容に関しては質問しなくても学校説明の中で恐らくは説明があると思いますが、どのような内容の授業でどのように進めていくのかなどを聞いてみると良いと思います。
専門的な授業の中でも核となる授業が必ずあるはずですので、それを担当している講師を確認しておくことで入学しても良いかどうかを判断する材料になりますよ。
核となる授業を担当してくれる講師に関して言えば、一週間の中で2~3日ほど学校に来てくれていると質問なども積極的に出来るので嬉しいですね。
就職指導の有無
そもそも専門学校には就職を目指して入学をする方が多いと思うので、就職指導に関してはとても大切な要素になります。
どの学校もここには力を入れていると考えられるので、学校説明の中で必ず説明があると思いますが、「就職指導を担当する方」と「就職指導の方法」などはチェックしておくと良いでしょう。
就職指導を担当する方は、出来れば就職指導を専門にされている方が理想ですね。
担任が兼任する事もありますが、担任は日々の生活サポートなどで手一杯になることが予想されるので、就職に関しては専門的な知識がある方が担当してる学校がお勧めですね。
就職指導の方法もチェックしておくと良いでしょう。
就職指導の為に時間を割いて指導してくれるのか、企業からの求人票を掲示するだけで後は自分で動かなくてはならないのかなどです。
生徒一人ひとりに対してきめ細かい指導をしてくれる学校の方が私は良い印象がありますね。
ですが就職活動はある意味戦争なので、自分自身で動けないと駄目だという指導方針の学校もあると思いますので、難しいところです・・・・・・。
個人的には就職指導を担当されている方は男性も女性も居る学校の方が良いと思いますよ。男性目線で見える部分と女性目線で見える部分が違う部分も多々ありますからね。